山中臨死境

なんか哲学と呼びたいものを中心として自己はみ出し

身心脱落

一 私の身体とは私の無意識の総体ではないか。無意識とはあらゆる法則であり、のちに述べる人文法則をも含んだものである。それは物理的、化学的、生理的、人文的法則を縦の系列として含んでこれを包むものであると考えることができる。私は身体というものを…

非連続の連続に関するメモ

一 非連続の連続という言葉があるが、非連続という方面を突き詰めて考えるとよい。非連続と考えられる事象、ある作用が部分的なものにしか届かないと考えられるあり方においては、それがある値のレイヤーから考えられているということが言える。しかしこのレ…

パラレルワールド論

過去概念の拡張によって、パラレルワールドというものを説明できるのでは。というのは、過去にあったはずの私の観点というものを、別人の観点と見て、現在にわかちがたいものとして含まれた過去は直接この現在にその観点の端を持つのであり、それはいわば望…

読み書きと情

情に訴えかけるものはわかりやすく、自分の情に関係なく義務的に読まざるを得ないものに関しては、なんだか諸情報が分裂して映るものである。わかりやすさは間違いに走りやすく、わかりにくさはうまく(読み・書きともに)実現すれば正確だがそこに辿り着くま…

永劫回帰を、モナド論を介して超える。真の創造的世界とは

物質の本性は何なのかと言えば、それは歴史的なものであり、それゆえにいわゆる精神的主体というものを物質に包み込んで理解することができる。しかしただ単に歴史的というだけならばそれを物質と呼ぶ必要はなく、それはただ単に目的的な何かである。物質は…

自然の斉一性について

自然の斉一性は認識論的には決められないのではないか。 認識があって行為があるのでなく、行為があって認識がある。行為というものが認識というあり方をもともと包んでいるのでなければならない。行為はいわゆる認識というものを含んでこれを越えたところに…

桜に寄せる三つの和歌

はかなくもちりぢりとさくはなびらのもとをたどれば朽ちぬ幹なり さきつ世のコタンの古譚語り継ぐ者はこれらがエカシの太木 ときどきにさきほこりまたちりゆくを遠く深くと眺めみやるか

色即是空の「空」について

意的なるものを固体のようにがっちりと考えると世界は固いが、意的なるものを本当にただ自由の任意のものとして液体のようにあるいは気体のように考えるとき、色即是空ということの空ということが考えられる。 この思考の前提にあるのは、色というものが根源…

ハローサイクリングというものを最近知った

物は使い回しにおいては無限の個数を持つが、単純に特定の資源を使って作られダブらないようなそれらとして数えられるものとしては有限のものである。例えば、鉛筆というものを考えてみると、ある一つの鉛筆をA氏やB氏やその他の人で使い回すあり方が可能で…

個人は個人の所有でないから個人である

個人という現実ははじめから個人の所有ではないというシンプルな事実に気づく必要がある。個人というものが創造性ありきで考えられるのもそこにその根拠を持つ。創造性と言うと大げさな特殊の能力とか特殊の局面が想起されがちであるが、そういうことではな…

音列主義を単音でなく和音を含めた元から発想する

タイトルの即興演奏動画を上げたので、その動画説明欄の説明と合わせてここにシェアさせていただきます。 https://youtu.be/8ieERP1YxC4?si=9R5t3I5GedPvglwO --------- #ピアノ演奏 #音列主義への疑問 音列主義というのがありますが、私には音楽を構成する…

日本語諸方言のアクセントの分類について

極めて興味深い動画があったので、こちらでシェアします。 「日本語アクセントの歴史が変わった!?……(略)」という動画です。 https://youtu.be/ZPfIEIVUhqQ?si=e7CyF__1PQ1BFuUO これに対して私もコメントしたので、そのコメントを下に掲げます ------ 方言…

ひとりひとりの人には親しみをもてるけど、この世界はなんなの?ってことは多い

無意識のなかで本来の人間性が従になり、意識的表面的合理性による集団統合構造が無意識的レベルにまでこの本来の人間性を圧迫するというあり方が集団に共有されるとき、「ひとりひとりの人には親しみをもてるけど、この世界はなんなの?ってことは多い」と…

初夢の記録

1/1目覚めて記録。 観念的な川の流れ、そこに内的空間のありようが詰まっている。そこには庭があり、部屋があり、さまざまなものが不可思議に共存している。全体は天の川のようなしかも部屋サイズの流れだ。これが音楽創造の源である。 このような川の流れの…

gとかhの音が母音に近接していること。直観的な理解に寄り添いながらあえて厳密ではない語り方をする

言語の現象って個々の細かい現象が複雑に絡み合って成り立つから、単純にこれはこうだからこう、と言うことは難しいのだけど、今回はそれを分かった上であえてそれに近いことをしてみる。 タイトルに書いたことが一番わかりやすく現れているのは、boughtみた…

変な夢から量子論実存学(?)へ

2025. 12. 16の0時半ごろ、変な夢を見た。以下目覚めてからの手記である。 ----- 私が今完全に理解したと思っていることは実際のところ6割しか理解できていないのだ。残りの4割は理解できてない。ではこの6割は本当に6割そのものだろうか。 ここでこの6割に…

「日本語に主語はあるか」という動画を見て

「日本語に主語はあるか」 https://youtu.be/piuiNb8OSpI?si=3uQv829ho74aNi3a という極めて興味深い動画に対しての私の感想を以下に置いておきます。尚以下の文章は、実際にYouTubeコメントとして残したものになります。 論理的には全ての言語に主語は存在…

ノエシス的限定について

機転を効かせるとか、なかなか一般化しにくいが、ある種の人間にどうしても不思議に備わっている能力は、そういう意味において一般化されているとも言える。 石が石であるという単純な一般化や、数学的定理のような誰の目にも真として明らかな一般化は、対象…

私は意志する、故にそれに基づいて私自身の内容がある

見えているもの感じているもの内側外側の全ては自分自身の内容であるはずだが、自分の望まぬ内容を現に私は私自身の内容と思いたくない。そして事実そうしたものは私自身の内容とは言えない。全てが私自身の内容であるのに、私自身の内容と他のものの内容で…

「生まれてくる個」の存在が説明できるような世界

全ての個があらかじめ揃っているような世界ではなく、個というものが新たに誕生してきて、さらにそれが既存の世界の個として働き出すようになるような世界とは、どのように説明されなければならないだろうか。そこではすでに既存のものは単に既存のものとし…

政治的現実に関するメモ

丸山眞男「政治の世界」を読みながら。 普通の対象的認識においては、主体は対象から離れすぐに中立的であるような認識を獲得することができる。感覚的な主観的なもののうちから、中立的でない「偏り」をすぐに自覚化し、これを広い一般者において相対化する…

実在の「場所」に関するメモ

アカシックレコードを質料と呼ぶ。私がここにやってくることによって休眠していたそれは目を覚ます。実在の全てはこのような目を覚ます働きそのもののうちにある。素材はあらかじめ与えられている。しかし普通に素材に対して行為的形成と考えられるあり方自…

9/21の朝目覚めて夢のなかにて詠めるとおぼしき歌

草枕たびにしあらぬとわかれどもおくやまの戸にかかる山水

俳句もどき

・夕の道は走り難し、横目に 助手席にて、光を見ながら

創造性と異多性に関するメモ

同一は無限創造性の場であるが故に、これは無限の異多性の場所であることになる。そこでは断絶が同胞さの印であり、創造性が唯一の共通言語であることになる。創造的でないものというものがそこにおいて有ってしまったら、そういうものは溶かされてなくなっ…

俳句

草の戸や秋が開けて虫の声

俳句もどき

・破片とおもひしがひらひらと舞ひ来て蝶 ・星座のように陣取る蜘蛛の巣

もっと深いところにある客観について

見えているものの先にでなく、掴み取ろうとする意志の根元に、直接即一的に、純粋客観的なものがある。見えているものという捉え方ではまだ意志の部分的なもののみ捉えているのであり、その限りそのあり方は主観的である、したがって従来の模写説は主観的独…

俳句と俳句もどき

・虫の声植物の反響聞いて ・懐かしい夏の朝の息

抽象化の体系へ眼差すメモ

わかるところから書く。 具体的なもの。他との境界がわからない。抽象的なもの。物を対象化することで人間から棒人間のように例えばその形を一般化したりすることによって他の物との共通性を最小の形で表現する。その最たるものが概念的表現である。言語表現…