山中臨死境

統合失調症です。格闘の記が主となります。不謹慎ですが、あまり気を遣わないでください

思考の妨害が今日も甚だしい。そして思わずこういう行為に出る私を感じてまた彼らは勇んでくるのである。こんな絶望があるだろうか。こう書くと、非常にいい、と言われる。

私は私のために書いている。それが「いいね」等の声によって、この中の人たちのためのものになってしまっている傾向がある。それはこのごろより強く感じるようになっている。こう書いても「いいねえ」である。

私がうまく本を読めないということが、この人たちにとっては言いようのない喜びらしいのである。ちなみに今読んでいる本は、小松英雄の『いろはうた』である。この本の内容が理解できるようになりたいわけである。

今私ができるのは、この著作へのレビューではなく、中の人の迷惑行為、すなわち統合失調症のある種の症状についての記述である。ただ、こうした記述を、統合失調症についての「きちんとした情報・知識」として受け止めないほうがよいだろう。どちらかと言えば私は私自身の世界から出られないだけで、この有様がいわゆる統合失調症における状態と被るものを持っているというに過ぎない。私はただ、過ごしたくもない心の檻に、滑稽に、深刻に閉じ込められているだけなのである。

つまりは私は、本当は件の著作に対してのレスポンスがしたいのであるが、脳の状態がとてもそこに向かうことのできない有様と成り果てているということである。ということ自体について、こうして日記として書き殴る、ただそれだけである。統合失調症については、こんなところを参照するのではもちろんなく、きちんとした本を読むなどして知識を身につけてくださればありがたい。