山中臨死境

統合失調症です。格闘の記が主となります。

霊界人の絵踏みと想念奪取の陰湿さと残酷さ。書こうとしても思いついた文章ごとその途端にさらわれて別の都合のよいものに置き換えられ、文章となったときにはすでに本来のメッセージはなくなってしまっているのではないかと思われるような様となっている。実際どうだろう。

個々の魂のたどる肉体死後の運命はわからないが、せいぜいこんなところで地上的脅しをきかせることに何の抵抗もないような人間たちが住むところに囲まれて生活しているのに違いないので、ここにいる私はすでに暗澹たる思いである。まず地上が霊界とならねばならない。

その辺は実際どうなっているのか。霊界人は死者を、場合にはよるが、喜んで迎えるものだという。私にこの弁えを与えないのは、そんなことを知ってはならないからでもあろう。

あの場から去って家に引きこもっても、間違いなく誰も何かおもってくれなかったことが、だいたいこの辺にまつわる色々なことへの回答であろうと思う。


嘘がなければ神秘は存在し得ないという思い込みがあるのではないか。事実は明瞭になれば皆無機物になってしまうという思い込みが、地上的観念を依り代として(……)存在するのではないか。



2021, 11/26

霊的なものそのもののレベルにおける神秘的真実たいうものは存在せず霊界と地上との隔たりから生まれる詐略的な驚かしさが神秘というものの全てであるという、ほぼ無意識的な感覚が思い込みとして、霊的世界に存在するのではないかと思われてしまったことについて書いたもの。