山中臨死境

統合失調症です。格闘の記が主となります。不謹慎ですが、あまり気を遣わないでください

自由とは思っているよりも法的なもの

何でもいいなら何でもいいはずなのに、案外世界は法的にできてて、それはきっと私がこの身体に固定されて存在することと、その上でやはり自由は実在することと、深く関わっているのだろう。自由というのは、何でもいいことではなく、ある種の実感のことを言うのであろう。自由とは何でもいいことを言うのでもあるが、そこには、月並みな言い方をすれば、常に責任が伴われているのである。真の自由な立場というものは、自由でありながら、実際のところかなり限定された、法的世界における立場である。人間は、思っているよりも、その自由においてそのまま法的な実存なのである。