滑稽な偽自己像のようなイメージが時折フッと現れてはすぐに消え去る。これをうまく言い表す語彙が、今まさに起こっているように、奪われてしまうのである。したがって私はこういうとき、そのことに対する真摯な怒りの表明くらいしかできなくなってくるのである。
他には、異様なイライラ感が常に付きまとってくる。つまり逆に、常に極限までだらけた状態でいなければ、やっていられないということでもある。生活の全部が非生産的なことがらへ収斂してゆくように感じられる。あまりこういう言葉を使いたくないが、頭の悪さとはこういうことか、という感じである。こう書くことはせめて生産的なものであって欲しいと思う。