山中臨死境

統合失調症です。格闘の記が主となります。不謹慎ですが、あまり気を遣わないでください

私に現れたのは、妥協霊人であった。彼は何か今よりも高いものを私に与えてくれるかのように振る舞っていたが、実際にはただの廃人生産であった。廃人というのは大げさすぎる。そうではなく、もっと妥協的な、何というのか、品位が安っぽくなるあの感じである。私は、次のステージを与えられたかのように思って、この霊人を受け入れたが、結局は単なる凡沼に深くはまっていくだけの結果となった。こうして書いていても、「これでいい」と、妥協を促してくるが、これは妥協などではなく、本当の本当のことを書いているのである。だから、何をどう言ってみても、そうとしか取れない精神は、私から見て単なる妥協霊人であり、このレベルは、私にとっては要らないもの、とうの昔、大昔にすでに乗り越え捨てたものである。こう書いてもまた、「これでいい」というレスポンスがあるのだが、つまりこれが妥協であるかのように彼は言うのであるが、そのような低さは私にはすでに関わりのないものである。

私にとっての統合失調症とはこのようなものである。次のステージというものは、与えられたように思ったのもの束の間、実際には与えられなかった。おそらくは自堕落の報いとして、こういうものが与えられたのであろう。そういう意味では次のステージに進めたとは言えるのかもしれない。