山中臨死境

統合失調症です。格闘の記が主となります。不謹慎ですが、あまり気を遣わないでください

幻聴、妄想

何事であれ、少しでも希望を持つこと自体が反射的に否定される。これでは私はもはや生きているとは言えないだろう。同じような経験をしている人がいるのかどうか気になる。類型化された症状理解からは、こういう内側の体験の実情はわかりにくかろう。つまり概論的に類型化した症状記述をみても、いまいち、私がそれであるとは思えない。外面的にはきっとそれに当てはまるような症状なのだろうと思えるが、実際の内側での出来事は、もっと複雑で込み入っており、妄想は妄想というよりも実際の息を持った個々人との現実の闘争であり、このあたりの生々しいところが、ほかの人の話を聞いても、私と同じようにそれがあるのかどうかが、ピンと来るようにわからない。概論的な病気理解で納得してしまっている患者さん達が、不謹慎ながら、多いのではないかと思う。