山中臨死境

統合失調症です。格闘の記が主となります。

溶けるような集中力が欲しい。分散した朦朧とした集中力を、めいめいが混乱状態のままに勝手に解釈するならば、こんな見事な陳腐世界があり得てしまうことになる。人員が見事にこうしたもので埋め尽くされている。私は彼ら本来の意識からこうしたあり方が来るのだとはみなしたくない。混乱したところに入ってゆけばまともな人もまともでなくなるという当たり前の理が働いているだけなのだと信じたいのである。こういう場合相手が悪いだけではことがらは解決しない。ただ現在置かれた状況のなかでは、相手も、このあり方が本体的なあり方だと信じてしまってもいるようなので、そういうことすらも注意深く言わなければ、中身を理解せず都合のよい解釈をされることになる。非難するかされるかの一々のことは、本体的なあり方に対しては大して重要なことではないのだが、こうした関心に埋没することが常態化してしまっており、その方向修正に苦労する。